育毛剤の使い方(育毛剤使用時の注意点)

育毛剤の使い方(育毛剤使用時の注意点)

育毛剤の使い方でその効果も少しは変わってくるものと思われます。

ここでは、一般的な育毛剤の使い方(育毛剤使用時の注意点)について解説しています。

育毛剤を塗る時間帯

育毛剤を使用する時間帯は、特に育毛剤で使用するタイミングを指定していない場合、一般的に夜のお風呂上り(洗髪後)で、かつ就寝前がいいと言われています。
※一般的には夜と朝の2回の使用を推奨する育毛剤が多く見受けられます。

お風呂上りは、温浴効果で血行も良くなっており、頭皮も清潔で毛穴の汚れもとれていますので有効成分が浸透しやすい状態になっているためです。

また、入眠後3時間ほどの間に訪れる深い眠り(ノンレム睡眠)の時に成長ホルモンが最も多く分泌され、細胞の修復と再生が活発に行われるため、就寝前に育毛剤をつけておいた方がよいと思われるためです。

成長ホルモンは髪の毛をはじめ人間のさまざまな組織の成長を促したり代謝を促進する働きがあります。

※従来は、22時から午前2時までの4時間ほどをゴールデンタイムと呼び、成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯と考えられていましたが、最近では入眠してから最初のノンレム睡眠が訪れるまでの2~3時間までをゴールデンタイムとする考え方が専門家の間でも正しいと理解されています。

尚、ミノキシジル外用については、美容皮膚科学の第一人者として知られる東京女子医科大学の川島眞名誉教授によれば空腹時に塗るのが良いとされています。

ミノキシジルは、皮膚において硫酸転移酵素により硫酸ミノキシジルに変化してはじめて効果を発揮しますが、硫酸転移酵素は空腹時に増えるためとされています。

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育毛剤は髪を乾かす前、濡れた状態で塗るのか乾かした後に塗るのか

育毛剤の塗布は、ドライヤーなどでしっかり髪を乾かした後という記事が多く見受けられますが、これはあまり根拠がありません。

カラカラに乾いた土が雨水を浸透しやすいイメージだと思いますが、ミノキシジルの塗布の実験では、タオルドライ後の少し湿った状態で塗布する方が浸透率は高いという結果が出ています。

これはミノキシジル特有の現象ではなく、育毛剤全般に言えることと考える方が自然だと思います。

また、シャンプーや温浴効果でせっかく毛穴が開いて頭皮も柔らかくなっている状態なのに、ドライヤーで乾かしてしまうと、頭皮が固くなって毛穴も締まってしまう可能性もあります。

従って、当サイトでは、洗髪後は、できるだけ早めにタオルドライ等で髪や頭皮の水分を取り、少し湿った状態で育毛剤を塗布する方が良いのではないかと考えます。

但し、あまり多くの水分が頭皮に残った状態では、育毛剤の浸透が妨げられてしまいますのであくまでも少し湿った程度というのがポイントです。

育毛剤塗布後はマッサージをする

頭皮マッサージ

育毛剤を塗布した後は、頭皮に育毛剤を浸透させる(押し込む)感覚で指の腹で優しくマッサージします。

あまり強く刺激しなくても有効成分は染み込んでいきます。特に男性は強く揉み過ぎないように注意しましょう。

マッサージをすると頭皮が柔らかくなり、毛穴を開くことで育毛剤の有効成分が頭皮内に浸透しやすくなると言われています。

血行促進効果やストレスケアの効果、また髪の毛を太くする効果もあるとされていますので育毛剤の実力を最大限引き出すことができます。

多くの育毛剤の取扱い説明書には、育毛剤塗布後のマッサージを推奨しています。

また、育毛剤を塗付した後はドライヤーなどで頭皮を乾かすのは厳禁です。

折角の育毛剤の有効成分がドライヤーの熱で蒸発しかねません。育毛剤を塗布した後は軽くマッサージをしてそのまま放置して自然乾燥に任せておくのが無難です。

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育毛剤の使用期間

育毛剤や育毛サプリメントを使用し始めて、1~2ヶ月も経たないうちに、効果がないと判断して育毛剤や育毛サプリメントを変える方がいます。

昨今の育毛剤は、一部を除いて、研究開発が進み、継続していればそれなりに効果の期待できる商品ばかりです。

しかし、頭皮の中で髪が育ち、頭皮から髪の毛が生えてくるまでには、数ヶ月(最低3ヶ月といわれています)という長い時間がかかります。

さらにその髪が頭皮を隠すほどまでに伸びるまでにはさらに数ヶ月を要します。

場合によっては、今生えている産毛や髪の毛もヘアサイクルがリセットされ、一旦抜けて(初期脱毛)から新しい髪に生え変わる可能性もあります。

髪の毛が伸びるはやさは一般的に1ヶ月で1センチと言われていますが、これは成長期にある健康な髪の場合です。

生え始めたばかりの髪や産毛などは生えるスピードも遅く、目で確認できるようになるまでには長い時間がかかります。

1~2ヶ月ほどの使用で効果が確認できないということですぐに他の育毛剤などに乗り換えられることは非常に勿体ないことです。

相性が良かったかもしれない育毛剤の可能性も確認できないばかりでなく、せっかく整えてきているヘアサイクルも育毛剤を切り替えることによって乱すことにもなりかねません。

育毛剤は、すぐに効果が確認できるものではありません。

かゆみや炎症などのトラブルや特に支障がない限り数カ月(3ヶ月~6ヵ月)は使ってみることをお勧めします。

毎日継続して使用する

育毛剤は基本的に毎日、用法に従って使用する必要があります。

旅行などで1日2日ほど使用をストップする分には大きな影響はないと考えられますが、2日に1度など継続して使用しない日があると、満足できるような結果が得られません。

容量・用法を守って毎日使用するように心がけましょう。

頭皮に優しい育毛シャンプーを使用

頭皮への浸透率を高めるために良質なシャンプーを使用することも大切です。

頭皮に刺激のある(悪い影響を与える)石油系・高級アルコール系界面活性剤を使用したシャンプーは、育毛にとってマイナスですし、シリコン入りのシャンプーやリンスなどは毛穴を塞ぐといった見解もあります。

育毛剤を使っている場合は丹念にすすぎを行うように心がけましょう。

また、ボリュームアップや髪質をなめらかにする機能を有するシャンプーなどコーティング成分を多分に使用しているシャンプーも避けたいものです。

コーティング成分は育毛剤の浸透を妨げる可能性があります。

育毛剤を使用する前の頭皮の地盤を健やかにする上でも、アミノ酸系ノンシリコンのシャンプーなど良質のシャンプーを使用するなどシャンプーにも気を配ることが重要です。