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毛細血管を増やして育毛

髪の毛の生成のために必要な栄養素を運ぶ毛細血管。その毛細血管を発達させたり増やしたりすることで育毛力を高めます

目次
1.毛細血管とは?
2.毛細血管が減ると?
3.毛細血管を増やす方法

毛細血管とは?

毛細血管イメージ


血管には、動脈、静脈、毛細血管の3種類がありますが、毛細血管は、動脈・静脈の末梢が細かく枝分かれし、網目状となっている直径約10ミクロン程度の細い血管です。

ミクロンとは、1メートルの100万分の1のサイズですから、10ミクロンと言えば0.01ミリ(1ミリの100分の1)と肉眼では見えないほどの極めて細い血管になります。

毛細血管は、全身の細胞に栄養と酸素を届けるために体の隅々まで張りめぐらされています。体全体の血管の99%を占めると言われており、その全長は10万キロ(地球2周半分)とも言われています。

大動脈、小動脈から毛細血管に入った血液は、その血圧で血管の壁から染み出て、その栄養素や酸素などが細胞に渡されます。逆に小静脈へと向かう毛細血管では組織中の二酸化炭素や老廃物を受取ります。

このように毛細血管は、循環器系の最も基本的な役割を営んでいます。

毛細血管は頭皮にも存在し、毛細血管の中を流れる血液を通して毛乳頭へ酸素やビタミン、アミノ酸などの栄養素を供給していますが、ストレスや運動不足、過度の運動、加齢などによって毛細血管の数は減少してしまいます。

加齢とともに髪が細くなったり、薄毛になったりするのは、毛細血管の劣化や減少も影響を与えているためです。

毛細血管が劣化・減少すると体の隅々まで酸素や栄養が行き届かなくなり、薄毛や抜け毛だけへの影響に留まらず身体の様々な機能が低下し、老化も進行します。

また、ドロドロの血液も毛細血管をスムーズに流れることができず、細胞への栄養供給が滞るため、全身へ様々な障害が起こる原因となります。

逆に毛細血管を新生し、ケアすることができれば、身体の隅々まで栄養を届け、老廃物を回収することができるため、様々な機能が若返り、育毛にプラスに働きかけるだけでなく、アンチエイジングも期待できます。

毛細血管が減少すると

毛細血管は20歳頃をピークに加齢とともに減少していき、60代になるとピーク時から40%ほど減少すると言われています。

様々なテレビ番組でも放送されていますが、毛細血管が減少すると、酸素や栄養が全身に十分行き渡らなくなるため、育毛に悪影響を与えるだけでなく、
シミ・シワ・たるみが出てくる
といったお肌の問題が出てくるほか、
薬の効き目が悪くなる
免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる
心筋梗塞や脳卒中、認知症、骨粗しょう症などのリスクが高くなる
といった原因にもなると紹介されています。

特に女性の場合は、更年期を境に女性ホルモンが急激に減少していきます。

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、血管を広げて血流を促進する作用がありますが、このエストロゲンの分泌量が減少すると全身の血流が悪化し、頭皮の毛細血管の血液量も大幅に減少していきます。

その結果、髪を製造する毛母細胞に髪の原料であるアミノ酸や酸素など十分に供給することができなくなり、抜け毛や細毛が増えていきます。

また、男性の場合もAGA(男性型脱毛症)の原因とされるDHTは、血流の量が低下すると増える傾向があるとされています。

毛細血管の健康度は爪を推すことで判定できます。

指の爪を他の指で数秒ほど押して離してます。爪の下の皮膚がいったん白くなりますが、素早く元のピンク色に戻れば、毛細血管が健康な状態と推測できます。白くなったままなかなか元に戻らない場合は毛細血管がゴースト化しているかもしれません。

毛細血管を増やす方法

毛細血管は、加齢などで減少していきますが、日常生活を工夫することで何歳からでもある程度復活させ増やすことができると考えられています。

適度な運動で毛細血管を増やす

ストレスや運動不足、過度の運動、加齢などによって減少してしまう毛細血管ですが、有酸素運動適度な筋力トレーニングで増やすことができると言われています。

有酸素運動とは、ウォーキングや簡単なジョギング、サイクリングなど比較的弱い力を継続的に筋肉に与え続ける運動です。体内に蓄えられている体脂肪をエネルギー源として燃焼させるためダイエットにも有効です。

有酸素運動の効果で血液中の余分な脂肪が減り、血液がサラサラになって血行が良くなり、体の隅々まで酸素や栄養が行きわたるとそれが刺激となって毛細血管が発達すると言われています。

つまり、ウォーキングなどの有酸素運動を日常生活に取り入れることにより、毛細血管の発達と血液のサラサラ化を促し髪の毛に栄養を運ぶルートをより多く確保することができるようになるという訳です。

また、適度な筋力トレーニングも、筋肉に酸素や栄養を運ぶために新しい毛細血管が増えて再生する場合があるといわれています。有酸素運動と適度な筋力トレーニングを組み合わせた運動を習慣化するようにしましょう。

尚、激しい筋力トレーニングや短距離走などの過度な運動は毛細血管が切れてしまう可能性があると言われていますので注意が必要です。

有酸素運動には、毛細血管を発達させて育毛を促進させるだけでなく、心肺機能や免疫系を強化させたり、自律神経を整えたり、また、全身の血流を改善し、様々な生活習慣病の予防やストレス発散などに効果があります。

健康全般にも良いとされる有酸素運動は、継続することが大事ですので、無理のないように日常生活に取り入れてみて下さい。

毛細血管に良い食べ物

毛細血管の老化を防ぐ物質にTie2という物質があります。

Tie2(タイツー)とは、血管内皮細胞に発現する受容体型チロシンキナーゼというもので、近年、老化に深く関わっていることが明らかになってきています。

つまり、Tie2の働きが活発になると血管やリンパ管が守られ、毛細血管やリンパ管の老化が抑制されたり、再生されたりすることが期待できるという訳です。

そして、このTie2を活性化する物質として、
シナモン
ルイボスティー
などが有効であることがわかっています。

また、健康的な血管を維持するためには、塩分や糖質の過剰摂取は避けましょう。高血圧や高血糖を招き、動脈硬化の原因となってしまうリスクを高めます。

毛細血管に良い生活習慣

その他にもぬるめのお風呂(40℃前後)にじっくり(10分ほど)入浴することも副交感神経が刺激されて血管が拡張され、毛細血管の活性化には有効と言われています。特に高濃度の炭酸入りの入浴剤もおすすめです。

さらに耳や指先など体の末端を揉むマッサージや、毛細血管が集中しているふくらはぎのマッサージも血流をアップさせるとして毛細血管の活性化には有効と言われています。

特に育毛を考える場合は、シャンプー選びも重要です。頭皮に悪影響を及ぼす成分を極力配合せず、血行を良くする成分を豊富に配合した育毛シャンプーを活用し、シャンプータイムを利用して頭皮のマッサージを行うのも効果的です。

ヘッドマッサージには、血行を良くして毛細血管を活性化し、再生する働きのほか、髪の毛を太くする効果も期待できるとされています。

また、副交感神経を優位にして毛細血管を開くことが大切ですので適度な運動に加えて質の良い睡眠、ストレスの発散なども心がけることが大切です。

参考:育毛に良い生活習慣
 

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