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成長因子で育毛を促進

ここでは、成長因子と発毛・育毛の関係について解説します。

目次
1.成長因子とは
2.成長因子で育毛促進

成長因子とは

成長因子


人の成長や体組織の修復・再生・代謝促進などに不可欠な物質に、成長ホルモン(ヒト成長ホルモン)という重要なホルモンがあります。勿論、成長ホルモンは、髪の発育にも大きく関わっています。

成長ホルモンは、加齢とともに分泌量が減少していきますが、近年の研究でこの成長ホルモンを活性化する物質があることがわかってきました。それが成長因子です。

成長因子は、タンパク質の一種で、成長ホルモンを活性化する働きがあるほか、細胞の成長や増殖・分化をコントロールする働きのある物質です。細胞増殖因子、グロースファクター(gf)とも言われています。

成長因子も体内で作られますが、加齢とともに自身での生産量が減少していきます。

成長ホルモンや成長因子の生産量が減少すると、体の様々な場所で老化が進行していきます。毛髪の生産においても毛乳頭細胞や毛母細胞の働きが衰えて、抜け毛や薄毛が目立ってくるようになります。

尚、成長ホルモンが最も分泌される時間帯は、睡眠に入っておよそ90分間に訪れるノンレム睡眠時だと言われています。但し、夜更かしは禁物。午前0時過ぎではなくその日のうちに就寝する方が成長ホルモンの分泌量も多いと言われています。

睡眠に入っておよそ90分間に訪れるノンレム睡眠時は、睡眠全体で分泌される成長ホルモンの量のおよそ80%を分泌すると言われていることから寝はじめの最初の約90分はゴールデンタイムと呼ばれています。

育毛を考える場合、特に最初の約90分の睡眠の質は非常に重要なのです。

成長因子で育毛を促進

成長因子は、細胞の成長や増殖・分化を促進する作用があることから毛髪の再生医療にも活用されています。

成長因子は毛髪の再生医療にも活用

再生医療とは、けがや病気によって損傷を受けた臓器や組織の再生や機能の回復を幹細胞などを用いて復元・再生させることを目的とした医療です。

現時点での毛髪の再生医療とは、いわゆる幹細胞を用いた再生医療とは少し異なり、成長因子の注入により細胞を活性化することで髪の毛を再生する治療方法で、不足した成長因子を頭皮内部に補い、毛髪が成長するためのシグナルを正常に機能させることで、男性・女性を問わず、様々な原因の薄毛に対して優れた発毛効果を発揮する治療法です。

不足した発毛するために必要な成長因子や栄養素を注射や針のついたローラーなどで頭皮内部に注入して発毛を促進します。

特に女性の場合は高い効果が得られますが、AGA(男性型脱毛症)を発症した男性の場合は、その原因を食い止めるためにプロペシアやミノキシジルなどの内服薬や外用薬が併用される場合が殆どです。

成長因子だけでは、折角、細胞を活性化して育毛・発毛を促進しても、AGAの原因物質であるDHTなどがそれを邪魔をするため、薄毛対策としては力不足であるためです。

毛乳頭細胞や毛母細胞などの細胞を活性化して育毛を促進しつつ、プロペシア(成分名フィナステリド)で抜け毛の原因である5αリダクターゼ(DHTを産出するもととなる物質)の働きを抑制する方法がとられるのが一般的です。

iPS細胞による毛髪再生の研究も進められており、2014年には再生医療新法が施行され、医療機関しかできなかった治療用の細胞の培養や加工を企業が行えるようになりましたので、将来的には、本格的な再生医療による薄毛治療も一気に進展すると考えられます。

成長因子で育毛を促進

育毛・発毛が期待できる成長因子には、
KGF(ケラチン細胞増殖因子:別名FGF-7)
IGF(インスリン様成長因子)
HGF(肝細胞増殖因子)
VEGF(血管内皮細胞成長因子)
などがあります。

KGFは、発毛促進因子とも言われており、毛母細胞の分裂や増殖の促進を働き掛けます。IGFにはIGF-1とIGF-2がありますがIGF-1には細胞を活性化させ、育毛を促進する作用があると考えられています。

HGFは、ヘアサイクルの休止期を成長期へと切り替える働きがあると考えられており、VEGFは、毛細血管を新たに形成する作用があり、頭皮の血流促進による毛母細胞の活性化と栄養補給を促す働きがあると考えられています。

成長因子を活用したシャンプー

育毛シャンプーの中には、この成長因子を活用すべく直接的・間接的に配合した商品があります。

例えば、プラセンタには多くの成長因子が含まれているとしてプラセンタを配合する育毛シャンプーが販売されており、アスタキサンチンには成長因子であるIGF-1を増加させる作用があるとしてアスタキサンチンを配合する育毛シャンプーが 販売されています。

特に、プラセンタは、その効果が期待されており、薄毛治療クリニックでプラセンタ療法(再生医療)として活用されています。

また、KGF(FGF-7)の産生を高める作用があるとされるガゴメ昆布(フコイダン)を配合したヘアリプロシャンプーやウーマシャンプープレミアムなどもあります。

さらに、VEGFを生成する作用があるとされるM-034エキスを配合したポッシュヘアケアシャンプーやIGFを直接配合するHARICOCシャンプーなど多くの育毛シャンプーが成長因子の力を活用しています。

参考:女性の育毛シャンプーランキング
 

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