髪にボリュームを持たせるにはシャンプーが最適

髪にボリュームを持たせるにはシャンプーが最適

ここでは、加齢とともに弱く細くなってきた髪の毛にボリュームを持たせる方法を解説しています。髪にボリュームを持たせる最も簡単で高い効果が得られるのが髪をボリュームアップさせるシャンプーの活用です。

髪にボリュームがでない原因

髪にボリュームがでない原因としては以下のようなものがあります。

髪質・体質

髪の毛は、表面からキューティクル、コルテックス、メデュラという層で構成されていますが、キューティクルの層数やコルテックス部分が人よりも少ない場合は髪の毛が細くなります。

髪の毛の断面図

これは、基本的に遺伝により引き継いだ体質によるもので、生まれつき髪の毛が細くハリコシが出にくい、いわゆる猫毛と言われる髪質です。

この髪の毛の太さについては、日本メナード化粧品株式会社の興味深い研究調査結果があります。それによると太い髪と細い髪について分析したところ、細い髪ほど外毛根鞘に存在するCD34陽性細胞が少ないという報告がされています。

外毛根鞘

外毛根鞘とは、髪の毛を覆うように張り付いている組織です。

髪の毛を無理に抜いた時に根元の部分に白い脂っぽいゼリー状のようなものが確認できる場合がありますが、これが毛根鞘と言われるもので、毛根鞘の外側の部分が外毛根鞘です。これに対して内側の部分を内毛根鞘といいます。

参考:毛根鞘とは?その働きは?

このあたりのメカニズムが解明されると遺伝で受け継いだ体質だと諦めることなく、髪の毛を太くすることができるようになるかもしれません。

参考:髪を太くする方法

現時点では、基本的には生涯髪の毛の太さは殆ど変わらないと考えられていますので、髪質の改善というよりハリコシを与えてくれるシャンプーやワックスなどのスタイリング剤を使ってボリュームアップを試みるしかないようです。

また、肌質が脂性肌の方もボリュームのないペタンコ髪になりがちです。皮脂の分泌が人よりも過剰なため、脂が髪全体に行き渡り、ベタベタとしてその重みでペタンとなってしまいます。この場合は、オイリー肌に適したシャンプーを毎日ちゃんと行うことである程度改善できます。

脂性肌だからといって洗浄力の強い石油系・高級アルコール系の洗浄成分を使ったシャンプーを使うと逆効果になりかねないので注意が必要です。

身体は皮脂の取りすぎに反応して不足した皮脂を補おうとかえって皮脂を過剰に分泌するかもしれません。

加齢

加齢により髪の毛の製造に関わる毛乳頭細胞、毛母細胞の老化が進むと髪の毛は弱々しく細くなってきます。細胞は元気の良い状態で永久に活動を続けるのではなく、時の経過とともに弱り、いずれは死滅してしまいます。老人にフサフサした髪の人が少ないのも老化によるためです。

さらに、男性の場合は加齢に伴いAGA(男性型脱毛症)を発症したり、女性の場合は更年期を迎えてホルモンバランスを崩したりでやはり髪の毛は弱々しく細くなってきます。

加齢のよる老化の場合は、仕方のない部分がありますが、AGAやホルモンバランスの乱れ(女性ホルモンの減少)により髪の毛が弱く細くなっている場合は、それらに対する有効な対策を打つことで本来の髪の太さを取り戻すべく改善が可能です。

シャンプーやリンスの成分

シャンプーやリンスには、指通りを滑らかにしたり髪に艶感を与える目的でコーティング剤が配合されています。シリコンがその代表的な成分ですが、ノンシリコンであってもシリコンの代わりになるコーティング剤を配合してある場合が殆どです。

このコーティング剤ですが、髪のキューティクルに付着するため髪自体が重くなり、ペタンコ髪の原因になってしまう場合があります。

また、同じ理由でオイル系の成分が配合されているシャンプーもペタンコ髪の原因になってしまう場合があります。

従って、シリコンをはじめとしたコーティング剤やオイル系の成分が豊富に配合されたシャンプーは、髪の毛が細い人は使用を避けた方がベターです。

特にオイル系の成分が高配合されたシャンプーを使用した場合は、髪や頭皮がベタつきペタンコ髪のリスクが大きくなるので注意が必要です。

また、保湿成分に重点を置いているシャンプーも髪にボリュームを与える場合は考えものです。雨の日に髪の毛がベタっとなることでもわかるように髪の中に水分が入り込むとその重さで髪の毛はボリュームを失ってしまいます。

髪にボリュームを持たせるにはシャンプーがおすすめ

ボリュームアップシャンプーの活用

髪のボリュームアップを図る対策として最も有効でおすすめなのがボリュームアップシャンプーの活用です。

といってもボリュームアップシャンプーと言われるものならどれでもいいかというと決してそうではありません。ボリュームアップシャンプーと言われるものは往々にして頭皮環境のことを考慮していないものが多いためです。

特にドラッグストアやスーパーで安価で量販されているシャンプーは、ボリュームアップ機能に傾注するあまり、頭皮(育毛)に悪影響を与える成分を配合しているのも少なくありません。

ボリュームアップシャンプーを選ぶ際は、頭皮環境に悪影響を与えず、本来の自分の髪の毛を健全に太くしていく機能を持ちながら、かつボリュームアップを図ってくれるシャンプーを選ぶのがポイントです。

そのためには、アミノ酸系の洗浄成分でノンシリコンシャンプーが基本。後は、自分の髪質と皮脂の分泌状況で自分に合った相性のいいシャンプーを見つけるしかありません。髪質と皮脂の分泌状況に万能なボリュームアップシャンプーはないのです。

参考:頭皮環境を守りながらボリュームアップを図るシャンプー

ドライヤーやスタイリング剤の活用

髪のボリュームアップを図るためには、シャンプー後にドライヤーやヘアアイロンを利用するのも有効です。

髪は熱で癖をつけることができます。

髪に癖がつくのは、特に一度温めた髪の毛が冷えるときですので、髪の毛にボリュームを持たせたい場合は、髪の根本を立たせてその部分に温風ドライヤーをかけ、ある程度髪と頭皮が乾いた後に最後に冷風で髪のキューティクルと毛穴を引き締めるようにします。

髪の根元を立たせてドライヤーをするのが難しい人は手っ取り早く、頭を下にして(髪の毛を逆立たせて)ドライヤーをかけるのもおすすめです。尚、生乾きの状態は折角ついた髪の癖が元に戻ってしまいますのでNGです。

ヘアアイロンで根元からふんわりカールするのも有効です。

これらは、ボリュームアップシャンプーと併用することで、ドライヤーやヘアアイロンで整えた髪の癖を長時間維持することができるようになります。

さらにボリュームアップを維持するためには、スプレータイプのスタイリング剤も有効です。頭皮に付着することは避けなければなりませんが、ボリュームを出したい箇所の髪を持ち上げて内側から軽くスプレーするだけなので簡単です。

髪型がショートタイプの場合はワックスタイプも有効ですが、この場合もワックスの付け過ぎに注意し、頭皮に付かない様にしながら使う必要があります。逆に髪型がロングタイプの場合は、逆に時間とともにワックスの重みでボリュームダウンしてしまう可能性があるため注意しなければなりません。

髪型を変えてみる

それでもなかなかボリュームアップが図れない人は髪型を見直してもいいかもそれません。髪が長いと重力がかかりボリュームが出しづらくなりますので全体的に短めにするのがおすすめです。

またパーマも髪のボリュームアップには非常に有効です。パーマの成分が髪の内部に浸透し、髪を太くした状態で髪の毛に癖をつけてくれます。

但し、パーマ液は頭皮に負担がかかりますのでコスメパーマなどできるだけ負担の少ないパーマをかけるように心がけたいものです。

おすすめのボリュームアップシャンプー

おすすめのボリュームアップシャンプー

細毛、軟毛、ペタン髪にお悩みの男性・女性におすすめのボリュームアップシャンプーをランキング形式で紹介。効果が期待できる成分や口コミや人気、価格などを独自の評価基準で比較してランキング形式で紹介しています。あなたに合ったボリュームアップシャンプー選びの参考にして下さい。

おすすめのボリュームアップシャンプー(男性・女性別)を確認する