ラウリル硫酸Naの成分性質とラウリル硫酸Naを配合しているシャンプー

ラウリル硫酸Naの成分特徴

ラウリル硫酸Naは、非常に強い脱脂力を持つ陰イオン界面活性剤です。高級アルコール系洗浄成分に属します。

泡立ちが良く強い洗浄力があり、刺激が強いのが特徴です。

また、タンパク質変性作用(タンパク質を破壊する働き)もあり、体質によってはアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある旧表示指定成分の一つに指定されているので注意が必要です。

ラウリル硫酸Naは、分子量が非常に小さいため、頭皮の毛穴から浸透して刺激物になり、一部では経皮毒になると言われていますが、とある研究機関の調査では毒性は無いと結論づけられています。

※経皮毒とは、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることで、健康被害につながるとして一部で危険性が指摘されています。

脱脂力が強いので必要以上に皮脂などを落としてしまい、肌や髪を乾燥させ、無防備な状態にしてしまいます。その結果、肌の乾燥を促進させ、髪がパサつき、痒みが出やすくなります。

同じように脱脂力や刺激が強い成分として取りざたされるラウレス硫酸よりも分子量が小さいため、浸透しやすく肌荒れを起こすリスクも高いとされています。

ラウリル硫酸Naをメイン成分として配合したシャンプーは、安価に製造できるのでスーパーやドラッグストアなどで一般向けの市販のシャンプーに良く使われている成分ですが、近年ブームになっているスカルプケアシャンプーや育毛シャンプーの類のシャンプーでは、ラウリル硫酸Na、ラウレル硫酸Naといった成分はその配合を敬遠される傾向にあります。

ラウリル硫酸Naの安全性・副作用

脱脂力が強く特に乾燥を招く成分ですので、乾燥肌の人は使用を避けた方がよさそうです。また、タンパク質変性作用があるため安全性が高い成分とは言えません。

ラウリル硫酸Na配合のシャンプー

ラウリル硫酸Naを配合しているシャンプーは、頭皮への刺激が強く、脱脂力もあるため、当サイトの育毛シャンプーのランキングにおいても、男性用・女性用を問わず評価は低くランキング外としています。

ドラッグストアやスーパーなどで量販されている安価なシャンプーの多くにはこのラウリル硫酸Naが配合されています。