市販されている育毛剤の育毛作用と副作用

市販で販売されている育毛剤の育毛作用と副作用

ここでは、市販されている育毛剤の主な育毛作用と副作用について解説します。

市販の育毛剤とは

市販の育毛剤とは、一般的な店舗などで購入することができる育毛剤のことです。

当サイトでは、効果の高い育毛剤をご紹介するというスタンスからネット上で販売されている育毛剤の紹介が中心となっていますが、ドラッグストアや薬局・薬店で販売されている市販の育毛剤も多数あります。

これら市販されている育毛剤は、その殆どがインターネットでも購入することができます。

代表的な市販の育毛剤

店舗でよく目にするのが、
・第一類医薬品扱いとなっているリアップシリーズ、スカルプDメディカルミノキ
・指定第二類医薬品扱いのハツモール
・第二類医薬品扱いのカロヤンS、カロヤンアポジカΣプラス
・第三類医薬品扱いのカロヤンアポジカ、NFカロヤンガッシュ
・医薬部外品のアデノゲン、サクセス
などです。

各医薬品分類の詳細は医薬品の分類を参照して下さい。

参考:医薬品の種類・内容と医薬品扱いの育毛剤

リアップの育毛作用と副作用

リアップやスカルプDメディカルミノキは第一類医薬品扱いです。

店舗で買う場合は、薬剤師のいる薬局やドラッグストアでしか購入することはできません。購入する場合は、対面する薬剤師さんからの禁止事項や副作用等の書面での情報提供が義務づけられています。

リアップやスカルプDメディカルミノキの主成分はミノキシジルです。

ミノキシジルは、血管を拡張して血行を促進する作用と血管を新生する(新しく作り出す)作用、また、毛母細胞の死滅を抑制する作用があるとされています。

血管新生作用においては、毛乳頭細胞からのVEGF(血管内皮細胞増殖因子)の分泌を促して血管を新生し、髪に必要な新たな血流ルートを確保するよう働きかけます。

リアップシリーズにおいては、女性用は、リアップレディ・リアップリジェンヌといった名称で販売されています。

副作用としては、頭皮の痒み、頭皮の炎症・湿疹、眠気、倦怠感、頭痛、動悸、めまい、嘔吐、むくみなどがあります。

参考:ミノキシジルの効果と副作用

ハツモールの育毛作用と副作用

ハツモールは、田村治照堂から販売されている発毛促進剤です。

円形脱毛症をはじめとし、粃糖性脱毛症に効果があるとされています。

配合されているエストラジオール安息香酸エステル(女性ホルモンの一種)やジフェンヒドラミン塩酸塩、ピリドキシン塩酸塩などの作用で薄毛や抜け毛の進行を抑えて丈夫な髪に成長させてくれます。

内服錠もあり、こちらは生薬やビタミンなどの作用によって毛乳頭内部の血行を促進させ、栄養障害を改善して発毛を促進します。

副作用としては、特に内服薬について胃の不快感や下痢・嘔吐などが報告されています。

カロヤンの効果と副作用

カロヤンは、第一三共ヘルスケアから販売されている発毛促進剤です。

カルプロニウム塩化物を主成分としています。塩化カルプロニウムは、血管を拡張する働きがあり、頭皮の血流を促進させることで発毛促進効果があります。

カロヤンには、カロヤンSやカロヤンガッシュなどいくつかの種類があり、その性質により第二類医薬品扱いと第三類医薬品扱いに分かれています。

副作用としては、発疹・発赤、かゆみ、はれの他、全身性の発汗・寒気、顔のほてり、ふるえ、吐き気などが考えられています。

アデノゲンの効果と副作用

アデノゲンは、資生堂から販売されている発毛促進剤です。

核酸の一種でDNAの構成成分であるアデノシンに発毛促進効果があることを発見し、有効成分としています。

アデノシンには、
・毛髪の成長促進に必須な因子(FGF-7)を産出し毛母細胞に作用して発毛を促進する作用
・成長期の毛根が退行期へ移行するのを防ぐ作用
・血行を促進し、毛根に酸素を供給する作用
があるとされています。

副作用は殆どないとされています。

参考:アデノシンの育毛効果と副作用

サクセスの効果と副作用

サクセスは、花王(Kao)から販売されている育毛トニックです。

花王が独自で開発したt-フラバノンを主成分としています。

t-フラバノンは、脱毛因子であるTGF-βの活性を抑制し、ヘアサイクルが退行期・休止期に誘導されることを抑え、成長期を維持できるように働くと考えられています。

また、接着分子の出現量の増加で皮膚と毛髪の接着強化により抜け毛を抑制します。

毛球部に直接作用して毛母細胞の増殖を促し、髪を太く長く育てて抜けにくくコシのある髪にし、薄毛・抜け毛を予防します。

副作用は殆ど報告されていません。

参考:育毛剤ランキング(男性・女性別)