つむじハゲの治し方・隠し方

つむじハゲの治し方・隠し方

ここでは、つむじハゲとは何か。つむじハゲの治し方や隠し方について解説します。

つむじ(旋毛)とは?

つむじ(旋毛)とは、頭頂部付近にある髪の毛が渦状に生えている部分のことです。

人間の体毛は生えていく方向がありますが、その流れの中心がつむじ(旋毛)です。

つむじを後ろから見て、時計回りのものを右巻き、時計回りと逆のものを左巻きと呼びます。世界的にみると右巻きが圧倒的に多いようですが、日本人は左巻きが4割以上とも言われ比較的左巻きが多い人種と言われています。

旋毛の個数は1個とは限りません。中には3つ以上の旋毛がある人もいます。

つむじハゲの原因

つむじは、髪の毛の分け目ということもあり、薄毛が目立つ部分です。

人によっては、髪型や光の当たり具合、また白髪染めの効果が薄れてきた場合などでハゲではないのにハゲているように見える場合もあります。

つむじハゲの原因としては主に以下のことが考えられます。

過度のお手入れ

髪の伸び方の癖でつむじの周りがハゲているように見える場合は、つむじの分け目を隠そうと髪型に手を加えますが、そのお手入れが過剰になるとかえって髪に負担を与えて状態を悪化させてしまう場合がありますので注意が必要です。

例えば、ブラッシングのし過ぎ、ドライヤーのかけ過ぎ、ワックスや整髪料の塗りすぎ、手で触りすぎといったことです。

また、地肌が露出しやすい個所なので、紫外線など外からの様々な刺激を受けやすく、それが薄毛を招く原因の一つになっているとも考えられます。前髪の分け目を長時間同じにしておくと段々と分け目が鮮明になってくるのと同じです。

血行不良による栄養不足

頭髪の薄毛全般について言えることですが、不規則な生活や睡眠不足、過剰なストレスやダイエットなどによる偏った食事、また喫煙などは自律神経のバランスを崩し、血液の流れを悪くしますので十分な栄養を毛根部分に運搬できなくなります。

細くてか弱い髪の毛になっていきますが、そういった髪の毛が一番目立つのがこのつむじの部分だったり、前頭部の生え際部分など分け目の部分になります。

AGA(男性型脱毛症)の発症

過剰な手入れや血行不良による栄養不足で薄毛(ハゲ)に陥っている場合もあると思いますが、つむじハゲの最も多い原因と思われるのが、AGAを発症している症状の一環としてつむじ部分が薄毛(ハゲ)へと発展しているケースです。

AGAによる薄毛は特に前頭部M字型の生え際部分と頭頂部のつむじ周りの部分への影響が大きいという特徴があります。

多くの人は、前頭部M字型の生え際部分や頭頂部周りからAGAの進行が始まります。

後頭部や側頭部があまり薄毛にならず、前頭部の生え際部分や頭頂部のつむじ周りを中心に抜け毛・薄毛が進行するのはこの部分の毛乳頭細胞に2型の5αリダクターゼという物質や男性ホルモン受容体が多く存在するためだと考えられています。

2型の5αリダクターゼは、血液を通して運ばれてきた男性ホルモン(テストステロン)を、AGAの元凶であるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換し、このDHTが男性ホルモン受容体と結びつくことがトリガーとなって毛母細胞に脱毛指令が送られます。

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つむじハゲの治し方

つむじハゲは、その原因により以下の対応で改善させることが可能と考えられます。

過度のお手入れによる場合

過度のお手入れにより、つむじ部分の髪の毛が弱っている場合は、必要以上に髪の毛に負担を与えないことが何より大事です。

強引にブラッシングで隠そうとしたり、刺激の強い整髪料を使ったりしていると状態をますます悪化させてしまう場合があります。

かといって、地肌を露出した状態を長時間続けておくと、紫外線などの外敵刺激が蓄積されて髪の毛が生えてきにくくなりますので、ときどき地肌が露出しないよう髪型を整えてやったり、外出する際は女性の場合は日傘や帽子を利用したり男性の場合は、帽子を被ったりして紫外線対策を行う必要があります。

地肌の露出を整える場合は、周辺の髪の毛と一緒に刺激物にならない成分の優しいミストなどを使って髪の癖を解き、ブラシや櫛などで優しく髪を逆立てしながらセットしていきます。

ドライヤーを使うと効果的ですが、その場合は、刺激にならないよう温風は短時間で済ませ、冷風で締めるようにします。

また、日頃使っているシャンプーも高級アルコール系洗浄成分など刺激の強いものではなく頭皮に優しいアミノ酸系洗浄成分を使ったものが良いでしょう。過度のお手入れによるつむじハゲ進行の場合は、刺激を取ることで徐々に治っていくと考えられます。

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血行不良による場合

血行不良の改善は、バランスのとれた食事、質の良い睡眠、適度な運動、ストレスの発散といった生活を心がけるのが何よりです。

特に適度な運動(有酸素運動)は、質の良い睡眠、ストレス解消につながりますので是非、日常に取り入れたいものです。

特に現代は、スマホやパソコンを見る時間が増え、肩こりなどで血行が悪くなりがちですので適度に身体を動かすことを心がけて下さい。

また、血行を促進する成分を取り入れたシャンプーや育毛剤の活用も有効です。

頭皮のマッサージも血流促進や髪の毛を太く育てるのに有効とされていますので、育毛シャンプーでのシャンプータイムを利用してルーチンとしてマッサージを取り入れてみては如何でしょうか。

AGA(男性型脱毛症)を発症している場合

AGAは、男性ホルモンのDHTという物質が原因の脱毛症で、男性の薄毛の大部分を占めている脱毛症です。そして、前頭部生え際の部分とつむじの周辺はこのAGAの影響を最も受けやすい箇所の一つです。

AGAはいわば病的症状ですので、生活習慣や食生活の改善だけでは非力です。AGAを発症してつむじの周りが薄毛になっていることが疑われる場合は、上記の改善に加えて、別途、AGA対策が必要になります。

育毛シャンプーをはじめ、育毛剤や育毛サプリメントなどAGAの原因を取り除く成分の力を借りて、改善していく必要があります。

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つむじハゲの隠し方

つむじハゲを隠す最も有効な手段は髪型を変えることです。

男性の場合は、つむじの前にある髪の毛を後ろに流したり、横の髪をつむじの上に流したりして隠します。また、思い切って髪の毛を全体的に短くすることも特定の部分の地肌を目立たなくするのに有効です。

増毛スプレーやふりかけといった商品などを使うのも即効性があり有効です。

女性の場合は、長い髪の毛をポニーテールのようにまとめて隠したり、ウイッグなどを利用する方法もあります。

また、つむじハゲと言われる場合も髪の毛が全く無い訳ではなくカモの毛が細くなって地肌が目立っている場合が少なくありません。

そのため、髪の一本一本を太くするボリュームアップ機能を持つシャンプーの活用もおすすめです。シャンプーで髪の1本1本を太くすることでつむじ周りの地肌を目立たなくすることができます。

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いずれにしても負担のかかる髪型はNGです。脱毛症の中には、長時間髪の毛を引っ張り続けることで発症してしまう牽引性脱毛症と呼ばれるものもありますので注意が必要です。