薬に頼らず薄毛を改善する方法

薬に頼らず薄毛を改善する方法

薄毛対策に関してちょっと知識のある人であれば、現在、AGA治療薬として発毛効果(抜け毛抑制効果)が高いとされているのは、

・ミノキシジル外用薬
・フィナステリド内服薬
・デュタスリド内服薬

の3つだということをご存じの方も多いと思います。

日本皮膚科学会ガイドラインの「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017」でも、男性型脱毛症(AGA)の治療薬としては、この3つの医薬成分だけがA判定(行うよう強く勧める)とされています(但し、ミノキシジルの内服薬はD判定:行うべきではない)。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017-1

しかし、人によっては、副作用が怖いので手が出せない、または、実際に使ったり、服用したりして副作用を既に実感しているという人も少なくありません。

特に、より効果が期待できるとしてミノキシジルの内服薬を服用している場合はそうです。

身体のことを考え、できれば止めたいが、ハゲに戻るのは嫌。

そう思って悩んでいる人は少なくありません。

薬に頼らず薄毛を改善する方法

こういった薬に頼らず、薄毛を改善する方法はないものでしょうか。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017を見ていくと、次に有用と認められているのは、B判定(行うよう勧める)の、

・アデノシン外用
・自毛植毛
・LED及び低出力レーザー照射

の3つです。

アデノシン外用

アデノシンは、資生堂が、長年の育毛研究の結果、髪の毛の成長を後押しする効果があることを発見した成分です。

脱毛症診療ガイドラインの評価でも、0.75%アデノシン配合ローションと5%ミノキシジルローションを用いた94名の男性被験者を対象とした観察期間6カ月間の実験においても有意差がなく、0.75%アデノシン配合ローションは5%ミノキシジルローションと同等の有用性があることが示唆されています。

大いに期待できる成分ですが、口コミなどであまりいい評価が得られていないことを考えるとアデノシンの濃度が低いのかもしれません(濃度は非公開)。

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自毛植毛

自毛植毛は、即効性があり、最も効果的ですが、高額な費用が必要になります。

また、働いている人は術後の状態を隠すのは非常に困難という点もネックです。

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LED及び低出力レーザー照射

日本ではあまり普及していませんが、おすすめなのが「LED及び低出力レーザー照射」による治療です。米国では副作用のない治療法として人気があります。

脱毛症診療ガイドラインの評価でも、LED および低出力レーザーの発毛効果に関しては、有用性を示す十分な根拠があり、副作用も皮膚の乾燥など比較的軽微であることから、適切な機材を使用して行うよう勧めるとされています。

男性だけでなく女性にも人気があります。

低出力レーザー器はamazonなどで販売されています。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017-2

まとめ

ミノキシジルやフィナステリドの使用で副作用が気になる方には、薬に頼らず薄毛を改善する方法として、

・自毛植毛
・LED及び低出力レーザー照射
・アデノシン外用

の3つを紹介しました。

自毛植毛が最終手段だとすると、残るはLED及び低出力レーザー照射、または、アデノシン外用となりますが、アデノシン外用の口コミがイマイチというところを考えるとLED及び低出力レーザー照射がおすすめと言えます。

初期投資はやや高額ですが、育毛剤の継続費用を考えると決して高くはありません。副作用がなく効果が期待できますので検討してみる価値はあります。